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特許業務法人 アイテック国際特許事務所 ITEC International Patent Firm

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16.08.18 [判例] 判例紹介:「コーティングされた巻上ロープを設けたエレベータ」審決取消訴訟事件

【判決日】平成25年10月30日 【事件番号】平成25年(行ケ)第10015号 審決取消請求事件 (http://www.ip.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/719/083719_hanrei.pdf) 【キーワード】引用発明の認定、図面からの寸法の認定 【ひとこと】 ・引用発明における図示比率のみを根拠とする寸法の認定は誤りであると判示されました。同様の認定に基づく拒絶理由への対応の際に参考になると思います。 ・判決文では、厳密な正確さで図示されているとは認められない旨の根拠として、図1に示された発明が構造自体に特徴がある点や、「図面の簡単な説明」の項に「第1図は,・・・断面概略図であり」と記載されている点などを挙げています。この点も拒絶理由への対応の際に参考になると思います。 【判決要旨】 1.結論 原告主張の取消事由はいずれも理由がなく,審決に取り消されるべき違法はないため、原告の請求を棄却する。 2.事案...

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16.08.17 [判例] 平成28年(ネ)第10007号特許権侵害行為差止等請求控訴事件

【判決日】平成28年6月29日 【事件番号】平成28年(ネ)第10007号 特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (http://www.ip.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/980/085980_hanrei.pdf) 【キーワード】均等侵害 1.事案の概要 本件は,発明の名称を「振動機能付き椅子」とする発明に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が,被控訴人が各被告製品を輸入,販売等をする行為は,特許請求の範囲の請求項1に係る発明(本件発明)の技術的範囲に属するから,本件特許権を侵害する行為であると主張して,被控訴人に対し,特許法100条1項及び2項に基づき,各被告製品の輸入,販売等の差止め及び同製品の廃棄を求めるとともに,不法行為に基づく損害賠償として1億4000万円等の支払を求める事案である。 原審は,各被告製品が本件発明の技術的範囲に属するものではないとして,控訴人の請求をいずれも棄却したため,控訴人が,原判決を不服...

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16.07.13 [判例] 判例紹介:「車両用ルーフアンテナ」審決取消訴訟事件

【判決日】平成28年4月28日 【事件番号】平成27年(行ケ)第10205号 審決取消請求事件(http://www.ip.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/864/085864_hanrei.pdf) 【キーワード】容易想到性 【判決要旨】 1.結論 原告の各取消事由の主張はいずれも理由がなく,原告の本件請求は理由がないから,これを棄却する。 2.事案の概要 被告は,発明の名称を「車両用ルーフアンテナ」とする特許出願をし,設定の登録を受けた。原告は,特許庁に対し,本件特許を無効にすることを求めて審判の請求をしたところ,特許庁は,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,その謄本を原告に送達した。原告は,本件審決の取消を求める本件訴訟を提起した。 3.本件発明 [請求項1](構成要素の一部の符号を追加した) 内部にコイルアンテナを配設した合成樹脂製のカバーを,車両のルーフパネルに装着するようにした車両用ルーフ...

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16.07.13 [判例] 判例紹介:「経皮吸収製剤」審決取消請求事件

【判決日】平成28年3月24日判決言渡 【事件番号】平成27年(行ケ)第10113号審決取消請求事件(http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/798/085798_hanrei.pdf) 【キーワード】選択発明、容易性 【ポイント】医薬における公知物質の公知範囲内にある数値限定発明において、新医薬品の臨床評価に関する一般指針などの技術常識に基づいて導き出すことができる程度の発明は、進歩性がないことが判示された。 【ひとこと】無効審判においては、何も根拠がなく引用文献に記載されている数値範囲には技術的意味はないとして、新規性、進歩性を肯定した。(実施例がなく根拠がないなど、実務ではこのような主張を行うことがある。)しかしながら、裁判においては、そのような意味のない数値範囲を根拠に進歩性が否定される場合があることがわかった。本特許は、優先権の基礎となる出願に致命的な誤記があるケースであるが、残念ながら判決では検討され...

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16.05.16 [判例] 判例紹介「ロータリ作業機のシールドカバー」審決取消請求事件

【判決日】平成28年3月30日判決言渡 【事件番号】平成27年(行ケ)第10094号 審決取消請求事件 (http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/806/085806_hanrei.pdf) 【キーワード】特許法第29条第2項 【判例要旨】 1.結論 審決を取り消す。 2.事案の概要 (1)原告は,発明の名称を「ロータリ作業機のシールドカバー」とする発明について特許出願をし,設定の登録(特許第5454845号)を受けた(以下,この特許を「本件特許」という。)。 (2)被告は,本件特許について特許無効審判を請求し,無効2014-800071号事件として係属した。 (3)原告は,本件特許に係る特許請求の範囲等を訂正する旨の訂正請求をした。 (4)特許庁は,「請求のとおり訂正を認める。特許第5454845号の請求項1及び2に係る発明についての特許を無効とする。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,そ...

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